保護者様からのお悩み相談集

2016/01/30

中学入試:ケアレスミスをなくすには?

1点でも足りなければ不合格になるのが入試です。

算数で「やらかす」と、少なくとも5点、場合によっては10点近い失点を出すことになりますので、本当に気をつけなくてはいけません。そこで、どうすれば減らせるのか、少し書いてみます。

 

■まずは自己認識から

多くのお子さんが、すぐにケアレスミスを主張します。「ちょっと勘違いしただけだから大丈夫、本当は点が取れていた」なんてのはよくある言い訳です。しかし、そのまま流してしまってはいけません。具体的に、何を「勘違い」したのか追及する必要があります。自分が何を間違えやすいのか認識がなければ、どこで気を付けるべきなのか分かりません。「答えを写し間違えることがある」などと、自分のしやすいミスを具体的に把握しておく必要があります。

 

■一般的にどんなミスが多いのか、知っておくと良いでしょう

(1)足し算などの単純な計算を間違える

36÷12=4などというミスです。このミスを減らすには、日ごろから数字の感覚を身につけるしかありません。本人は正しいと信じ込んでいますので、一朝一夕に直るものではありません。

 

(2)質問に答えていない

たとえば「つるかめ算」で、つるの数とかめの数を取り違えるものです。「つる5匹、かめ7匹」と正確に答えが出せているのに、「つるは何匹ですか? →7匹」とやってしまう。この場合は、計算が終わった後に必ず「質問を読み直す」ことである程度解消できます。「何kmですか」に対して、「m」で答えてみたり、「A~Dの記号で答えなさい」と言われているのに「ア」や「3.2」と書いてしまうのも、これに当てはまります。

 

(3)字が汚すぎて自分の文字を読み間違える

計算途中で、108という数字が出たとします。ところが、その字を168と読み違えて計算を続けて×になるパターンです。これは、広い計算スペースを確保して計算をすることと、自分の間違えやすい数字を極端に書く(6と0が区別できるように、6の棒を長めに書く)ようにすることで直せます。

 

■式を工夫することで、ミスも減らすことができる

多くのミスは、計算式が多すぎることによって起こります。たとえば、3.14×8+3.14×13-3.4×11という式があったとして、積3つを筆算で出して、その結果をさらに筆算をやるような方法を取ることです。当たり前ですが、3.14×10に持ち込んで、31.4とすれば筆算は必要ありません。また、分数に直すのも有効です。32×0.125であれば32×1/8として、4と答えるようなやり方です。

 

そもそも出題側がそういう工夫ができるかどうかを見るために、こういう問題を出しているのですが、きちんと塾で指導されていないと力技で解こうとするお子さんがいるので、注意が必要です。

 

■何を見直すかも重要

入試では試験時間が限られているので、「見直し」に割ける時間はほとんどありません。50分の問題で、15分も見直し時間を取ることはないでしょう。算数が極端に苦手で、簡単な問題だけをすべてとろうという作戦なら見直しに時間を割くこともアリですが、7割8割を目標に点を取ろうとしたら、時間がないでしょう。すると、前もって何を見直すべきなのか考える必要があります。(堀口)

 

 

 

 

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