保護者様からのお悩み相談集

2016/02/09

汚い文字を直すには?

 

男の子に特に多いのですが、「ものすごく字が汚い」。

正直なところ、「汚い字は直らないので、諦めましょう」というのが私の答えなのですが、それでは何の解決にもなりませんので、一応の対処法は載せてみます。

 

 

■いきなり叱ってはいけません

何度指摘しても直らないと、「ぐぬぬぬ・・・」と、こぶしを握り締めてしまいそうですが、子ども側にも言い分があるものです。まずは、きちんと言い分を聞いてみてはどうでしょう。自分では汚い字には思えないが一々うるさいと感じる子もいますし、汚い字の自覚はあるのだが直し方が分からない、あるいは急いで書こうとすると、どうしても字が汚くなってしまう・・・などなど。問題点の把握しないことには対処になりません。

 

■その上で具体的なアドバイスを

「きれいな字を書きなさい」は、子どもたちが一番困惑します。「夕食、何にする?」「何かおいしいもの」と同じくらい答えになっていません。具体的に、「この文字の、ここをこうしなさい」と言う方が良いでしょう。全体のバランスが悪ければ、たとえば「あなたの字は左側が大きすぎるから、もう少し小さく書きなさい」などと、声をかけること。

 

また、学年が上がってきたら「丁寧に書きなさい」と言い続けることも大切です。「きれいな字」は無理でも、「自分なりに丁寧な字」は書くことは可能だからです。そもそも、文字は他人様に読んでもらうことを前提にしているのだから、丁寧に書くのは当たり前。芸術的な文字を書くことはできなくとも、最低限、他人様に読んでもらえる字は書けるものです。

 

■たくさん書かせるのは逆効果

「練習させれば字がきれいになる」というのは、間違いです。子どもは早く終わらせようと、汚くて、トメハネもデタラメな「何か前衛芸術のようなもの」を量産するだけ。そして、「やったから良いでしょ!」と嘯き、親子喧嘩必至です。しかも何度も練習することになり、「汚い字」を定着させることになって、ロクなことがない。無駄に汚い字を書かせるならば、マス目の中に丁寧に5文字くらい丁寧に書かせた方が有効でしょう。

 

 

■まとめ

・汚い字は直らない。したがって、丁寧に書きなさいと指導する。

・「具体的に」何をすればいいのか指示をすること。「きれいに書きなさい」では何をしたらいいか困ります。

・丁寧に書かせたかったら量よりも質。ゴミ文字の量産に価値はありません。

 

 

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